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日々の雑感


by kotori-7864
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一昨日に録画しておいたNHK教育テレビの「あしたをつかめ平成若者仕事図鑑」を見た。

再々放送なのだが、私には初めてで、「ウィキッド」に出演している女優・沼尾みゆきさんの歩みが紹介された。

私は「ウィキッド」未見なので、とても興味深く見せてもらった。
グリンダ役の沼尾みゆきさん。
とっても可愛い。あの青色のドレスがよく似合う。
ミュージカル女優としての母音法の発声練習やダンス練習、舞台稽古の様子など、詳しく伝わってきて、彼女の魅力の一片に触れた気がした。

舞台の様子では、エルファバ役の濱田めぐみさんとのデュエットが素敵!
ああ、これを生の舞台で聞きたい!!

いつ実現するかしら?
いや、是非とも実現しなくてはね!!!
(当分無理なんだけどぉ~~~)
# by kotori-7864 | 2007-08-27 11:10 | TVから

冷やし白玉あずき

しばらくお休みしていたが、復活の兆しあり!

心労やら身労やらでお盆休みは殆ど寝ていたが、おかげさまで痛めていた腰も良くなって、何かをしようという気になってきた。

ということで、とても暑い昼下がりにも関わらず、こんなものを作ってみた。

冷やし白玉あずき!!
冷やし白玉あずき_d0052349_2232456.jpg


小豆を煮るのも、白玉を茹でるのも暑くて、まるで修行のよう。
でも自分で作って、あのぷるんとした食感を口にして、幸せを感じたかった。

私は手作りが好き!
でも、手作りも心に余裕がないとできないというのも、今回よく分かった。

ということは、私の気持ちにも余裕が出てきたのかな?

そんなことを感じつつ、美味しくおやつを頂きましたよ。
# by kotori-7864 | 2007-08-21 22:06 | 食べ物

久しぶりの更新

やっと、やっと、更新!

この一ヶ月余、本当に色々なことがあり、更新する気持ちが起きてこず、このまま閉じてしまうかも?などと思っていたが、そうはなるものか、というもう一つの気持ちが発奮させてくれ、久しぶりにログインした。パスワード忘れそうになって、大慌て!!

気持ちの落ち込みと同時に、観劇もしばらくはできないか……、と思っていたが、前回書いたように、チケットが手元にあると、何があっても劇場に出掛けてしまうという習性から抜け切れず、更新お休み中にも、「オペラ座の怪人」と「キャッツ」に行ってきた。

6月28日(木)
「オペラ座の怪人」母に観てもらいたくて、一緒に出掛けた。
母は「マンマ・ミーア」の時以上に喜んでくれた。民謡をやっているのだが、民謡の声の出し方と違う発声法に驚き、ロイド=ウェバーの作曲をほめ、「音程の上がったり下がったりが激しくて、それにまた歌手がきちっと歌っているのが凄い!」と持ち上げていた。その他、怪人やクリスティーヌの心模様がどうなのか、まだまだ謎がある、などと言い、これはもう一度連れていかなければ……、と覚悟をした私だった。

出演者は
怪人:佐野正幸
クリスティーヌ:西珠美
ラウル:北澤裕輔

佐野さんの怪人は初めてだったが、高井さんとはまた違った歌声で、いい声を聞かせてもらった。ラウルの北澤さんも格好いい!
「オペラ座の怪人」は大好きな演目なので、ロングランを続けて欲しい。

7月14日(土)
「キャッツ」
カラスさんの東京での会合があり、それに同行。
13日の夜はホテルに泊まり、14日は「キャッツ」観劇。
雨が降り続く中、五反田駅から歩いて劇場へ。

「キャッツ」一年以上観ていない。
これって、しばらく観ていないと、禁断症状を起こす?
それぐらい好きな演目。

しかもですよ、この日のキャストは、
ラム・タム・タガー:阿久津陽一郎
スキンブルシャンクス:鈴木涼太
で、私は大喜び(*^_^*)。

ただ一幕目は、私自身の気分が乗っていなかったのか、引いて観ていたので、阿久津さんタガー、もっと弾けてもいいのでは~と思いながら観ていた。阿久津タガーを楽しみにしていたのだが、セクシーさより、上品さがそこはかとなく感じられてしまった。
そして、もう一人、鈴木スキンブルはもう言うことなし!
初めて「キャッツ」を観た時のスキンブルシャンクスが涼太君で、もうその時からあの笑顔のとりこになってしまった私。でもそれ以来、違う人たちが演じ続け、今度いつあの猫で会えるのか、ほぼ諦めかけていたところに登場してくれたので、嬉しかった!客席の私は思いっきり拍手して、ノリノリ。私もあの鉄道に乗りたい~~、と思いながら観ていた。

席の近くにはディミータ役の団こと葉さんが来てくれて、側でお姿が見られて良かった。
コンタクトの青いドレスの女で、素晴らしいダンスを見せてくれたが、猫も似合っている。
姿勢がよく、スラリとしたお姿、根っからのダンサーだなあ。

ああ、それから
ジェリーロラム=グリドルボーン:木村花代
アスパラガス=グロールタイガー/バストファージョーンズ:田島亨祐
のお2人も良かった。私はこの2人の重唱が好きで、とてもいい気分になる。
花代さんはグリドルボーン、はまり役では?

ミストフェリーズ: 杜 彦昊
杜さんのミストは初めてだったけど、ダンスは素敵!
まだ日本語がなじんでいないようだけど、クルクル回転の切れのいいこと!!
これからの活躍が期待できる。

グリザベラ:重水由紀
の「メモリー」
では大泣き。
一幕最後の部分から泣いていた。聴かせる曲だ。

「キャッツ」何度観てもいい。
東京行きが決まった時、「ウィキッド」のチケットはもう売り切れていて、「キャッツ」にしたが、それはそれで良かった!
今回の「キャッツ」は特別な思いで観ることができ、きっと忘れられないだろう。
# by kotori-7864 | 2007-07-18 12:07 | 演劇

観劇週の思い出

今頃一ヶ月も前のことを書くのもおかしいのだが。
一応観て来たので、感想を少しだけ。
(記憶力より老人力がまさっている今日この頃。お許しを)

5月8日(火)
「オペラ座の怪人」大阪四季劇場
連休中には観劇に行けず、ようやく行けたのがこの日。
東京で何回か観た時は2階前列が多かったのだが、一度1階の前方で観てみたいと思った。
照明が暗いけど、前方の席は影のような部分も見える!
それなので、主役よりそちらを追っかけてしまう場面も。
それはそれで面白かった。

ただ、シャンデリアは2階席で観た方が迫力がある。
怪人があちこちから顔を出す時も、1階前方では見にくい。
「マスカレード」の場面も、2階ではどれが人形でどれが役者か分からないくらい華やかだったけれど、今回ははっきりその違いが分かって、ちょっとつまらなかったかも?

とは言え、役者の細かい動きも分かり、感情が伝わってきて、迫力があった。
特にラウル役の鈴木涼太さん。指の先まで「クリスティーヌが好き」という感情が溢れていて、凄いと思った。

もちろん高井さんの声も怪人にぴったりだし、苫田亜沙子さんのクリスティーヌも良い声が出ていて、聴いていて、うっとりしていた。

それから今回初めて感じたこと。
今までは怪人がかわいそうだと思っていたが、クリスティーヌ(女性)の立場に立ったらどうだろう?と考えてしまった。私は好意を持っている相手でも、あまりにしつこくされたり、支配をしようとされたら逆に反発してしまう。それなので、クリスティーヌの気持ちに思いを馳せて、共感しながら観ることができた。

5月10日(木)
「コンタクト」(京都劇場)
旅行を控えてこの日しか京都に行けないという状況。

これも前回は2階席で観たので、前方の席でどんなものか観てみたかった。
今回のコンタクトは1階前方で役者の肉体の躍動感を見られて、良かった!

パート1 「ブランコ」
これは目のやり場に困る場面あり。
でも大人の芝居だと思って、しなやかに受け止めよう。
それとは逆に、ブランコに乗っている時の役者さんの緊張感などが伝わってきて、つくづく大変な芝居だと思った。
以前観た、大道芸のブランコ乗りを思い出してしまったほど。

パート2 「妻の白昼夢」
妻役の団さんのダンスが素敵!軽やかにそして激しく踊る団さん。
夫が側にいる時のおとなしい態度と、夫がいなくなってからの頭をぐるりと振り回して回想に入るシーンの対比が際立っていて、面白かった。
ウエイター長・松島さんのダンスもカッコ良くて、自然に目で追ってしまう。
素晴らしい!

パート3 「コンタクト」
ダンスがあちこちで繰り広げられて、どこを観ていいか分からないほど。
これは一回観たくらいじゃ何が何だか分からないうちに終わってしまう。
特に私のようにぼんやり観ている者にとっては、とっても刺激的な作品。

バーテンダーの明戸さん、とても存在感があり、あの髪型も印象的。
望月君は若さあふれるダンスで、余裕もちょっぴり感じられた。

黄色いドレスの女を演じていた酒井はなさん、身体の動きがとてもきれい!
そして激しく踊る場面でも見せ場をいっぱい作ってくれて、時間が止まって欲しいと思ったほど。
あっという間に終わってしまった、という感じがした。

ワイリー役の荒川さんも踊れない役をうまくこなしていた。

ということで、観ることができて良かった!とつくづく思える舞台だった。
(一度きりだったけど)

5月12日(土)
宝塚雪組「エリザベート」(宝塚大劇場)

40年以上も宝塚へ行っていなかったが、今回はある会社の貸切公演のチケットを貰うことができたので、参加させてもらった。

「エリザベート」のストーリィーは置いておくとして。

四季と宝塚の違いを比較しながら観ていた。

宝塚の良い所。
今回のようなヨーロッパの歴史物は衣装がきれい。
それも宝塚は舞台に出る人数が半端じゃないので、全員が揃うと壮観!
ダンスも群舞がきれいで、うっとりして観ていた。
それから、エプロンステージが効果的。
私は2階席上手の前方で観ていたが、エプロンステージに役者さんが来ると、とても近くに見える。見せ場をここで作るのは、歌舞伎の花道と同じだー、と思った。
音楽が生演奏。録音したものよりも生が良いに決まっている。
フィナーレの大階段も素敵な見せ場。
トップスターが大きな羽飾りを身につけて登場するとそれだけでも華やか。

もうちょっとだと思ったのは。
セリフが早口になると、聞き取れない場合がある。
型にはまっている感もある。

色々とその時に思ったのだが、今はこれくらいにしておこう。

最後に。
久しぶりの宝塚だったが、ファミリーランドがなくなっているのが寂しかった。
昔は回るティーカップなどの乗り物があり、私はそこで遊んだことがある。
それに、小学生の時に入っていた鼓笛隊で、この辺りでマーチングしたことがあり、そんなことが走馬灯のように駆け巡り、懐かしく思った。

ということで観劇の一週間を、早足でかけぬけましたーーー。

読んで下さった方、お疲れ様でした!
# by kotori-7864 | 2007-06-13 23:26 | 演劇

壁抜け男

あー忙しいと言いながら、劇場に足を運ぶ私。
チケットを取ったのが数ヶ月前なので、予定が立たず、観劇前後が忙しくても、出かけてしまう。
これって、ひとえにチケットを無駄にしたくないという、私のケチな根性のせい……。

ということで、「壁抜け男」に出かけてきた。

今回は1階センターブロック、前の方の席だった。
(初見なので、頑張って良い席をゲット!)
幕が上がるまでの時間、あれっ、いつもと様子が違う、と気づいた。
何がって?
それは舞台下の上手と下手に楽器があり、演奏者が音を鳴らしていたこと。
ありゃー、ここは東京の四季劇場じゃないよね。
京都で生の演奏が聞けるなんて、ラッキー!

もうこれだけで、この作品が好きになった。

そして、幕が上がると……。

お洒落な空間とお洒落な音楽。
ガーシュインでもなくロイド=ウェバーでもない、ミシェル・ルグランの曲で綴られる人生劇。
空間がパリになってる!
導入の絵描き(渋谷さん)の声が良い!!

この劇、セリフが殆どなく、次から次へと歌が繰り出される。
石丸幹二さんの声がこの曲にあっていて、ソフトタッチで情景や心象風景を表現していて、素敵!
身のこなしも軽く、彼の魅力満載だ。

石丸幹二扮するデュティユルの上司(部長)が登場した時、かなりいい声の人だなあ、と感心していたが、目の前で帽子を取った時に初めて高井治さんだと気づいた。なんて私はぼんやり観ているんでしょう。個性的な役を本当にうまく演じておられた。このほか2役もやっておられて、これがまた印象に残る役どころ。特に刑務所長の髪型には、こちらの毛が総立ちしそうなくらい。

それから八百屋と娼婦の二役の丹さん。
出てきた時からコミカルな演技で、笑いを誘っていた。
丹さんといえば、私は「ユタ」のクルミ先生が印象的なのだが、その時とは打って変わって、パリに住む娼婦という感じが出ていた。そして、娼婦という仕事をいやしんでいないというところに、彼女の明るさが加わって、全体の軽い仕上がりに貢献しているような気がした。

医師の寺田さんもユニーク。
面白くて、クスクス笑った。

M嬢の佐和由梨さんのコミカルな演技も笑わせてもらった。

新聞売りの有賀君。
歌がうまくなっている。
歌だけじゃなくて、表現力もついて、観客を惹きつけるパワーにあふれている。
ホント、成長したよね。

坂本理咲さん。
可憐にイザベルを演じていた。
私が驚いたのは坂本さんの生足のきれいなこと!
魅力的なおみ足でございましたよ。

コメディタッチの物語の最後は色々と示唆があり、ちょっと考えさせられるという部分も残されていて、これも作品の奥行きとなっていて、私の大好きな舞台となった。

カーテンコールではみんなで「人生は最高♪」と歌った。
石丸さんの指揮の手を見るのではなく、顔を見て、声を聞いて、それにつられて歌ったことがとても印象的。石丸さんの声に促されて歌った感覚を私は忘れないだろう。

楽しかったのだが、一つだけ苦言を呈するならば、観客の合唱部分で、1階後方に陣取っていた若者の団体が石丸さんの指示を無視して、笑ったりしゃべったりしていたこと。
皆が、この作品に思いを寄せて、心を一つにして歌おうとしているときに、後ろからざわざわと声が聞こえてきたのは残念。
劇場に来る人はマナーもしっかり身に付けてもらいたい。
# by kotori-7864 | 2007-06-10 00:29 | 演劇